過ごし方


 

☆ そう今月のお勧めはお鍋!

 

温かいお鍋に薬味をそえて、身体を温めて過ごすと心も体もホカホカ幸せになりますね。

薬味のショウガやネギ、ゆずは身体を温めます。

多食すると身体や心の刺激になってしまいますが、薬味という取り方が日本の素晴らしい知恵ですね。

湯気が五元素の空と風に相応しますし、根野菜は地、水、火とバランスのよい食事です。

食養術に、楽しく季節を過ごせる鍋を囲んだ文化があり素敵な季節の過ごし方です。

 

お風呂に入って温まり、ヨガのパワンムクタアーサナでお腹を温め、

呼吸法で気持ちを自分に戻して、冬を楽しみましょう!

 

☆ 心身がだるく感じる人は、青菜を沢山頂いて、薬味をたっぷりと。野菜中心の鍋で。

☆ イライラしたり、目が充血している人は、薬味を控えめに。湯豆腐や鶏肉の水炊き。

☆忙しくバタバタしている人は、スープで身体を温めて。獅子鍋やすき焼き、しゃぶしゃぶでタンパク質をしっかりと。

  

アーユルヴェーダ的ヒント


アーユルヴェーダでは、エネルギー(ドーシャ)が多くなりすぎると、未消化物(アーマ)となり、心身に老廃物が溜り、バランスを崩し、それが多くなると病気になると考えています。


季節、ライフステージ、時間、体質、状況によりエネルギーが増悪した場合のバランス方法の知恵は、アーユルヴェーダは世界最強ではないかと思います。小さなヒントも心身をバランスしてくれる知恵が脈々と息づいております。是非お試しを!

お勧めの書籍


絵本を出版致しました!

絵本「たぁちゃんといもうと」

たぁちゃんは5歳の女の子。妹のなぁちゃんが生まれたことがとても嬉しそうです。たぁちゃんは、なぁちゃんを思いやり、心に芽生える優しさや、少し複雑な気持ちを感じるようになります。お母さんは、たぁちゃんにお姉ちゃんとしての自覚を持ってほしいと願い、優しく導きます。お母さんとたぁちゃんの思いが重なる瞬間……家族みんなで読んでほしい絵本。


たぁちゃんといもうと (文芸社セレクション

https://amzn.asia/d/dNefyBO


私は元々絵本が大好き。世界的な文豪トルストイも伝えたい事をシンプルに絵本にして残してくれてます!


絵本『たぁちゃんといもうと』は、概要は前述しましたが、その中のテーマは、『啐啄同時』です。ところで『啐啄同時』と言う言葉をご存知ですか?

卵の中の雛が産まれたくて、殻を内側からコツコツ突きます。それを察した親は外から卵の殻を突きます。そして雛は誕生します。そんな瞬間を『啐啄同時』といいます。仏教用語なので馴染みはないかもしれません。仏教では、師匠が弟子の様子をみて、「分かりはじめて来たな」という時に適切な指導をしていく事を指します。

この本を読んで「大人が読んでいい本」「感動して泣いてしまった」と感想を伝えてくれた方もいらっしゃいました。

「もっと色々な人に読んでもらいたい」とプロモーションの場を提供してくれた友人もいます。殆ど記念出版でしたが、反響を頂き夢の中にいるような気持ちでおります。

是非、小さな女の子たぁちゃんと一緒に心のお花畑に行ってみませんか?